후리가나로 읽는 일본 고전
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めばえ
芽生
宮本 百合子
宮本 百合子의 芽生(めばえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 40,924자 · 81화면
芸者らしくない芸者を見たりみっともなく気取った女を見たりするとつくづく素足で何とも云われないほど粋な様子をして居た江戸時代の柳橋の芸者がなつかしくなる。仲店を幾度も幾度も行ったり来たりして三四枚スケッチと玩具の達磨と鳩ぽっぽとをふり分に袂に入れて向島の百花園に行って見る。割合にスケッチも出来なくってイラついて来たんで電車にのって山下まで行った。あのうすっくらいジメジメしたとこに帰るんだと思うとたまらなくなってしまったんで又九段の友達の家に行く。二人でやたらにシンミリと紙治の話をしこんでしまった。あれもほんとうによかったネ、私だってないたサ、あの着物そっくり着て見たいと思ってるんだ。私は紙治のまぼろしと心中してしちまいそうだなんて云ってたほどだから……たまらなくうれしかった。ここにも私の味方がある、こう思われた。そんな事でよけい家に帰りたくなくてとめてもらうよと思いきって云ってしまった。いいともさ、私だって帰したくなかったんだもの、とあれも云って居た。二人で手をにぎりあって十二時の時計をききながらもねようともしないで、「二十三だネ、もうお互に……」