일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

えいほんどじょうりくせんのぜんや

英本土上陸戦の前夜

海野 十三

海野 十三의 英本土上陸戦の前夜(えいほんどじょうりくせんのぜんや)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 35,727자 · 72화면

아오조라 문고

三日間の休養が、彼を非常に元気づけた。彼は、アンに捨てられたことを自覚し、そしてアンのことを思い切ろうと決心した。そんなことが、一層彼の頭の中から、苦悩を取り去ったものらしい。

四日目、五日目は、ドイツ機の空襲が、ようやく気に懸るようになった。彼はようやく常人化したのであった。

六日目は、朝から市中へ出て、爆撃の惨禍などを見物して廻った。爆撃されているところは、煉瓦などが、ボールほどの大きさに砕かれ、天井裏を露出し、火焔に焦げ、地獄のような形相を呈していたが、その他の町では、土嚢の山と防空壕の建札と高射砲陣地がものものしいだけで、あとは閉った店がすこし目立つぐらいで、街はやっぱり華美であった。

防毒面こそ、肩から斜めに下げているが、行きずりの女事務員たちは、あいかわらず溌剌として元気な声をたてて笑っていたし、牝牛のように肥えたマダムは御主人にたくさんの買物を持たせて、のっしのっしと歩いていた。彼らは、ロンドンの空一杯に打ちあげられた阻塞気球を、ひどく信頼しているのか、それとも、自分だけには、ドイツ軍の爆弾が命中しないと信じているか、どっちかであるように見えた。