일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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えいほんどじょうりくせんのぜんや

英本土上陸戦の前夜

海野 十三

海野 十三의 英本土上陸戦の前夜(えいほんどじょうりくせんのぜんや)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 35,727자 · 72화면

아오조라 문고

しかし外へは、光がすこしも出ない。赤外線灯の特徴である。それは、遥かの海上及び空中に待機する五万にのぼるドイツ軍のための生命の目標だった。この目標によって、彼等ドイツ軍は、この払暁、このハンバー河口の機雷原と高射砲弾幕とを突破して、この地に上陸作戦を敢行する手筈だった――仏天青も、ようやくそれを悟った。

この赤外線標識灯が点火したのが合図のように、上陸作戦軍を援護する猛烈なる砲撃戦が始まった。更に空中よりは、ものすごい数量にのぼる巨大爆弾が、釣瓶打ちに投下され、天地も崩れんばかりの爆音が、耳を聞えなくし、そして網膜の底を焼いた。

砲撃は、ますます熾烈さを加え、これに応酬するかのように、イギリス軍の陣地や砲台よりは、高射砲弾が、附近の空一面に、煙花よりも豪華な空中の祭典を展開した。

「大丈夫、ボジャック」

「大丈夫!」

二人の戦士は、脇目もふらず、標識灯を守りつづけている。

砲撃目標が、だんだん山の方に近づいて来た。それと諜し合わせたように、空中からの爆撃も、急に山の方に移動してきた。

「ほう、来るな」

仏天青は、身の危険を感じた。しかし、ふしぎとその場を放れる気がしなかった。