후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ちゃいろっぽいまち
茶色っぽい町
宮本 百合子
宮本 百合子의 茶色っぽい町(ちゃいろっぽいまち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,087자 · 8화면
――そのうつり変りの間に、何とも云えず愛嬌があった。可愛ゆさに似たものがこぼれる。
段々監督が箍をゆるめ、馬鹿らしいちゃりを入れ出したので、終りまで見る気がなくなったが、私はそこまで可なり愉快であった。けれども、前後に犇とつめかけている他の見物は、そういう可笑しみは全然感じないらしかった。元になっている蜂雀も知らないらしく一生懸命さに於てだけ俳優に忠実に、生真面目に筋を追っている。私が、友達に、
「もう出ましょうか」
と囁こうとした時であった。視線が、今まで見えなかった左側の群集の方に注がれると、私は、計らずそこに先刻の、着物を抓み上げ、まるでからっぽな後姿で歩いていた若い女を見出した。若い女は、編物細工を眺めた時と同じように情感の死んだ下膨れの顔をきっと上向け、唇一つ動かさず廻転するフィルムを瞶めていた。――
〔一九二五年十月〕