일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

くさめいきゅう

草迷宮

泉 鏡花

泉 鏡花의 草迷宮(くさめいきゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 71,733자 · 142화면

아오조라 문고

そこで屹となって、襟を合せて、枕を仕かえて、気を沈めて、

「衆怨悉退散、」

と仰向けのまま呪すと、いくらか心が静まったと見えて、旅僧はつい、うとうととしたかと思うと、ぽたり、と何か枕許へ来たのがある。

が、雨垂とも、血を吸膨れた蚊が一ツ倒れた音とも、まだ聞定めないで現でいると、またぽたり……やがて、ぽたぽたと落ちたるが、今度は確に頬にかかった。

やっと冷たいのが知れて、掌で撫でると、冷りとする。身震いして少し起きかけて、旅僧は恐る恐る燈の影に透したが、幸に、血の点滴ではない。

さては雨漏りと思う時は、蚊帳を伝って雫するばかり、はらはらと降り灌ぐ。

耳を澄ますと、屋根の上は大雨であるらしい。

浮世にあらぬ仮の宿にも、これほど侘しいものはない。けれども、雨漏にも旅馴れた僧は、押黙って小止を待とうと思ったが、ますます雫は繁くなって、掻巻の裾あたりは、びしょびしょ、刎上って繁吹が立ちそう。

屋根で、鵝鳥が鳴いた事さえあると聞く。家ごと霞川の底に沈んだのでなかろうか。……トタンに額を打って、鼻頭に浸んだ、大粒なのに、むっくと起き、枕を取って掻遣りながら、立膝で、じりりと寄って、肩まで捲れた寝衣の袖を引伸ばしながら、