후리가나로 읽는 일본 고전
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
三遊亭 円朝의 菊模様皿山奇談(きくもようさらやまきだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 189,935자 · 379화면
折しも殿様が御病気で、次第に重くなりました。只今で申しますと心臓病とでも申しますか、どうも宜しくない事がございます。只今ならば空気の好い処とか、樹木の沢山あります処を御覧なすったら宜かろうというので、大磯とか箱根とかへお出でが出来ますが、其の頃では然うはまいりません。然るに奥様は松平和泉守さまからお輿入れになりましたが、四五年前にお逝去になり、其の前から居りましたのはお秋という側室で、これは駒込白山に住む山路宗庵と申す町医の娘を奥方から勧めて進ぜられたので、其の頃諸侯の側室は奥様から進ぜらるゝ事でございますが、今は然ういう事はないことで、旦那様が妾を抱えようと仰しゃると、少しつんと遊ばしまして、私は箱根へ湯治に往きますとか何とか仰しゃいますが其の頃は固いもので、奥様の方から無理に勧めて置いたお秋様が挙けました若様が、お三歳という時に奥様がお逝去れになりましたから、お秋様はお上通りと成り、お秋の方という。側室が出世をいたしますと、お上通りと成り、方名が附きます。よく殿方が腹は借物だ良い胤を下す、只胤を取るためだと軍鶏じゃア有るまいし、胤を取るという事はありません