후리가나로 읽는 일본 고전
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
三遊亭 円朝의 菊模様皿山奇談(きくもようさらやまきだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 189,935자 · 379화면
只今は開けまして綺麗に成りましたが、其の頃梅を大層植込み、梅の御殿と申して新らしく御普請が出来て、誠にお立派な事でございます。前次様は權六が江戸着という事をお聞きになると、至急に会いたいから早々呼出せという御沙汰でございます。是れから物頭がまいりまして、段々下話をいたし、權六は着慣れもいたさん麻上下を着て、紋附とは云え木綿もので、差図に任せお次まで罷り出で控えて居ります。外村惣江と申すお附頭お納戸役川添富彌、山田金吾という者、其の外御小姓が二人居ります。侍分の子で十三四歳ぐらいのが附いて居り、殿様はきっと固く鬢を引詰めて、芝居でいたす忠臣蔵の若狭之助のように眼が吊し上っているのは、疳癪持というのではありません。髪を引詰めて結うからであります、誠に活溌な良い御気象の御舎弟さまで、
小姓「えゝ、お召によりまして權六お次まで控えさせました」
前「あゝ富彌、早速其の者を見たいな、ずっと連れてまいって予に見せてくれ、余程勇義なもので、重宝の皿を一時に打砕いた気象は実に英雄じゃ、感服いたした早々此処へ」
富「えゝ、田舎育ちの武骨者ゆえ、何とお言葉をおかけ遊ばしても御挨拶を申し上ぐる術も心得ません