후리가나로 읽는 일본 고전
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はなばなしきしゅんかん
華々しき瞬間
久坂 葉子
久坂 葉子의 華々しき瞬間(はなばなしきしゅんかん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 45,114자 · 92화면
巻上髪の自分を初対面の蓬莱和子にみせるべきであった。と、ふと南原杉子は思っただけである。彼女は、胸をはって道をあるき、ダンス・レッスン場へおもむいた。彼女は、週に三回、ダンス教師をしている。レッスン場では、赤羽先生になっていて、ダンスの教師だと、そこへ来る連中は思いこんでいる。別に、レッスン場でピアノを教えている。十人位の弟子もある。彼等はピアノの先生だと思いこんでいる。全く、そうに違いないのだ。
南原杉子が、蓬莱和子のことを思い出したのは初対面の日から二三日後であった。いそがしくてカレワラに寄る時間もなかったのだ。真昼のサイレンと共に、エレベーターにとびこんで、放送会社へやって来た彼女は、受付のところで仁科六郎にばったり出会った。
「先日はどうも」
南原杉子は簡単に挨拶して営業関係の人に会いにゆく。その時、蓬莱和子の機嫌のいい、そして流暢な喋り声を思い出したのだ。と、急に、南原杉子は彼女に会いたくなった。ものずきからである。会社の用事をすませ、狭い廊下を小走りに受付へ来ると、仁科六郎ほまだいた。
「そばでも食べに行きませんか」
南原杉子は、そばと仁科と、そして蓬莱和子をならべたてて考えた。