일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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おちぼひろい

落穂拾い・犬の生活

小山 清

小山 清의 落穂拾い・犬の生活(おちぼひろい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 239,741자 · 486화면

아오조라 문고

茶の間とこの座敷とは、廊下を隔てて庭に面していた。

庭の中央には小さな池があって、鯉や金魚が飼ってあった。池の向う側は小高く土が盛ってあって、そこには鋳物の小さな蟹や亀が幾匹も這っていた。焼物のまめだも立っていた。あるとき、私はそのまめだに池の水をかけようとして、誤って池に落ちた。「まめだの罰が当った。」と云って、みんなが笑った。母はびしょ濡れになった着物をぬがすと、すごい剣幕で、裸の私を打擲した。私の幼い頃、大人からよく聞かされた歌に、こんなのがある。「雨のしょぼしょぼ降る晩にまめだが徳利持って酒買いに。」これは上方の歌であろう。私の父は長く大阪に義太夫の修業に行っていたから、家内の者もこの歌を知っていたのであろう。また、こんな歌も聞かされた。「向島花ざかり。だんごの横ぐし、うで卵。姐さん、一寸おいで。おっと呑んで、ねんねしよ。」また、「ののさん、いくつ。十三、七つ。まだ年若いな。」

庭には鼬鼠や青大将や蝦蟇が出没した。祖母は雑巾の上から青大将を掴むと、敷石の上に叩きつけた。鼬鼠は鼠捕りを仕掛けて置くと、それによくかかった。私達は鼠捕りに入っている鼬鼠を、庭の隅に活けてある水瓶の中に沈めて殺した。