후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
おちぼひろい
落穂拾い・犬の生活
小山 清
小山 清의 落穂拾い・犬の生活(おちぼひろい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 239,741자 · 486화면
あくる朝私が御飯を食べていると、いつものように、「清ちゃん、学校へ行かないか。」と節をつけて呼ぶはじめさんの声が聞えた。学校へ行く道ではじめさんは、「清ちゃんはきのう午の日でなにを買ったの? ぼくはこれを買った。」と云って、鞄から三輪車の形をしている智慧の輪の玩具を取出して見せた。
その日の夕方私はお歯ぐろ溝に落ちた。実さんやはじめさんやのぶちゃんなどと溝のふちにいて、一元楼の蔵移しの工事を見ていたときに落ちた。私の家の隣りは一元の寮で、庭中いっぱいに大がかりに菊の栽培をしていた。季節に仲の町を飾る菊もここの庭のものであった。京二では宝来楼一元楼などは、お歯ぐろ溝を境にして店と寮とが別れていた。私の家などもかつてはそうであったが、店の方を人に譲ってから寮の庭を解放してそこに長屋を建てたわけなのである。はじめさんの家は長屋のいちばんはずれの溝際で、私たちはその窓下に集まって遊んでいたのである。お歯ぐろ溝は思いのほか深くて、あっと云う間に小柄な私は胸もとまで泥水の中に沈んでしまった。そのとき、工事に従事していた人足の人が駈けつけてくるよりも早く、直ぐ溝に飛び込んで私を引き上げてくれた人を見ると、助ちゃんであった。