후리가나로 읽는 일본 고전
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おちぼひろい
落穂拾い・犬の生活
小山 清
小山 清의 落穂拾い・犬の生活(おちぼひろい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 239,741자 · 486화면
この日私は宋淵さんをつかまえて、坐禅のやり方を教えてもらったが、私はこの青年僧に完全に圧倒された。たくしあげた僧衣の裾からはみ出している、日焼した逞しい臑を見ただけで、眼の眩む思いがした。その日焼けが並大抵の日焼けではないのだ。赤銅色なんてところを通り越していた。行脚というものが生易しいものでないことを雄弁に物語っていた。私の坐禅が三日坊主に終ったことは、これは云うまでもない。ずっと後になって、三好達治氏が著した「諷詠十二月」という本に、宋淵さんの、たらちねの生れぬ前きの月明り、という句が択ばれてあるのを見た。
九月に入って間もなく私は西隣塾を辞した。「田舎はこれからがいいんですよ。もっとゆっくりしてゆきなさい。」と村木さんは云った。田中さんは私が東京へ帰るのを頻りに止めた。私は使いあましたインキ、ペン、ノートの類が荷物になるので、田中さんに上げたが、田中さんは「これは預っておきます。その気になったら、いつでも帰っていらっしゃい。」と云って、どうしても告別の言葉を云わなかった。鳴尾君は「僕もそのうち寄宿舎に帰ります。」と云った。介山居士は「また遊びに来給え。