일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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おちぼひろい

落穂拾い・犬の生活

小山 清

小山 清의 落穂拾い・犬の生活(おちぼひろい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 239,741자 · 486화면

아오조라 문고

麻工では課程をやっていない者は、工場を終わって舎房へかえってからも、就寝前仕事をしなければならなかった。免業の日でも舎房での仕事はしなければならなかった。課程は困難であったので、殆んど全部の者がそれに服していた。それが、お正月の間はしなくていいのだ。舎房の麻台は舎房から出され、工場内へしまわれた。苦役から解放された、その間らくにしていられる日をすこし送るのだ。その束の間の愉楽が前から待たれるのだったのだ。もうすこしでお正月がある、それが過ぎてしまえば、また長いつらい日が続いてゆくのだが、その前にもうすこしでお正月がある、その思いに、工場で舎房での私のべそをかいた、なまけものの心は慰安を求めた。正月はいい正月だった。正月の御馳走は過分なものだった。餅は鉄板で焼いたものであった。元日はおかずも豊富でみんな満腹して顔を見合わせた。蜜柑なども食べた。三日の夕食に食べたころ餅はたまらなかった。※(「飮のへん+稻のつくり」、第4水準2-92-68)は甘く、餅は出来たてでやわらかく、歯で噛む感触はたまらなかった。この※(「飮のへん+稻のつくり」、第4水準2-92-68)ころ餅のうまかったことは、その後いつまでも忘れかねるものがあった。