일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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おちぼひろい

落穂拾い・犬の生活

小山 清

小山 清의 落穂拾い・犬の生活(おちぼひろい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 239,741자 · 486화면

아오조라 문고

私は銚子へ行った。秋冷が身に気持よく感じられる頃で、私はレインコートをつけ、それから蝙蝠傘を携帯していた。銚子でもすぐ私は宿屋に上った。番頭が私の職業を訊いたとき、教員だと私は云った。「先生だそうです。」帳場で多分私のことだろう、女将に告げている番頭の声がきこえた。私は宿屋のどてらに着換えて散歩に出た。犬吠岬の灯台を仰いでから、映画館に入った。映画館ではアトラクションに、歌と踊をやっていた。私は映画の方は見残して宿屋へ帰った。湯に入ったら、番頭が肩を流しにきた。便所に入った。いくらか下痢ぎみであった。便所の壁には一面にいたずら描きがしてあった。あくる朝、宿を立った。番頭に茶代をやった。

バスに乗って、水郷へ行った。香取、鹿島を見て、土浦行の船に乗った。霞ヶ浦の水の上で日が暮れた。幾艘もの大きな帆かけ船と行き逢った。土浦に着いたら、もうすっかり夜の帳が下りていた。

私は水戸行の汽車に乗った。透いていた。箱の中には四五人の乗客しかいなかった。水戸で私は駅前の宿屋に上り、めしを食った。けれども私はそこに泊るつもりではなかった。私は一休みしただけで宿屋を出た。