후리가나로 읽는 일본 고전
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おちぼひろい
落穂拾い・犬の生活
小山 清
小山 清의 落穂拾い・犬の生活(おちぼひろい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 239,741자 · 486화면
僕は嫉くわけじゃないがね、面白くないね。もう小山の話はよそうじゃないか。談一度小山のことに及んでから、なんだか僕は君と下手な掛合い万才でもやっているような気がしてきたよ。案外僕は万才の書き手にでもなっていたら、成功したかも知れない。こりゃあ、発見だわい。」
実は自家吹聴にも倦きてきたのである。(太宰さん曰く「嘘をつけッ。」)
「文学の糞から生れてきたような人間の話をしていたら、なにやらうっとうしくなってきたね。気分の転換をはかろうじゃないか。なにか怪談はないかね。鏡花以後お化小説も払底した感じだね。原子爆弾の降る世にはお化も住めないか。これは余談だが、原子爆弾というやつは、相撲の方で云う封じ手というやつじゃないかな。例えば雷電の閂とでもいう。」
「そんな気もしますね。そうそう、なんですか、この辺にも爆弾が落ちたそうですね。」
「うん、原子爆弾こそは落ちないが、実は命拾いをしたんだよ。この庭の向うにも家が在ったんだが、あまり破損がひどかったので取り壊してしまったんだ。この家だって爆風で相当痛めつけられているんだよ。いまだって雨が降ると雨漏りがするんだ。この障子に硝子がないのもその時の記念の一つだ。