일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あし

葦

山本 周五郎

山本 周五郎의 葦(あし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 12,406자 · 25화면

아오조라 문고

しかしまったくふいにみち糸が切れ、竿が軽くなった。急に二度ばかり水音をさせ、そして深みへ逃去った。

彼はしばらく棒立になっていた。それから苦笑しながら、汗を拭いた。釣る気もない竿へそんなおお物のかかったこと、まるで子供のように自分が昂奮したこと、どちらも思いがけなく可笑しかった。――こんなことが病みつきの元になるのだな、彼はそう思いながら、糸と鈎をつけ直し、こんどはかなりいきごんでそこへ坐った。なぜとはなしに、いま逃がしたような魚がもういちどかかりそうに思えたから。……糸を垂れ、ほっと吐息をついた、そこで読みさした手紙のことに気がつき、振返って見た。どこにも見あたらなかった、立ってみた。

「ここへ置いたんだが」こう呟きながら眺めまわした。そしてそれが水の上にあるのをようやく発見した、手紙は水路を流れていた、さっき立つとき落ちたのであろう。彼は竿を伸ばしてみた、もう届かなかったし、それ以上の手段をとるほど興味のあるわけではない、彼は坐った。

「どんな女からどんな男へ宛てたものだろう、遺書のようでもあったが、どうしてこんな処に埋まっていたのか、……女はどうしたか」