후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
がもううじさと
蒲生氏郷
幸田 露伴
幸田 露伴의 蒲生氏郷(がもううじさと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 65,772자 · 128화면
たけれども「命令雑婚」を行わせたらしく想われる。何処の領主でも兵卒を多く得たいものは然様いうことを敢てするを忌まなかったから、共婚主義などは随分古臭いことである。滅茶苦茶なことの好きなものには実に好い世であった。
斯様いう恐ろしい、そして馬鹿げた世が続いた後に、民衆も目覚めて来れば為政者権力者も目覚めて来かかった時、此世に現われて、自らも目覚め、他をも目覚めしめて、混乱と紛糾に陥っていたものを「整理」へと急がせることに骨折った者が信長であった、秀吉であった。醍醐の醍の字を忘れて、まごまごして居た佑筆に、大の字で宜いではないかと云った秀吉は、実に混乱から整理へと急いで、譬えば乱れ垢づいた髪を歯の疎い丈夫な櫛でゴシゴシと掻いて整え揃えて行くようなことをした人であった。多少の毛髪は引切っても引抜いても構わなかった。其為に少し位は痛くっても関うものかという調子で遣りつけた。ところが結ぼれた毛の一トかたまりグッと櫛の歯にこたえたものがあった。それは関八州横領の威に誇っていた北条氏であった。エエ面倒な奴、一トかたまり引ッコ抜いて終え、と天下整理の大旆の下に四十五箇国の兵を率いて攻下ったのが小田原陣であったのだ。