일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あおじろいつき

蒼白い月

徳田 秋声

徳田 秋声의 蒼白い月(あおじろいつき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 9,440자 · 19화면

아오조라 문고

彼は眉目形の美しい男だという評判を、私は東京で時々耳にしていた。雪江は深い愛着を彼にもっていた。

私はこの海辺の町についての桂三郎の説明を聞きつつも、六甲おろしの寒い夜風を幾分気にしながら歩いていた。

「いいえ、ここはまだ山手というほどではありません」桂三郎はのっしりのっしりした持前の口調で私の問いに答えた。

「これからあなた、山手まではずいぶん距離があります」

広い寂しい道路へ私たちは出ていた。松原を切り拓いた立派な道路であった。

「立派な道路ですな」

「それああなた、道路はもう、町を形づくるに何よりも大切な問題ですがな」彼はちょっと嵩にかかるような口調で応えた。

「もっともこの砂礫じゃ、作物はだめだからね」

「いいえ、作物もようできますぜ。これからあんた先へ行くと、畑地がたくさんありますがな」

「この辺の土地はなかなか高いだろう」

「なかなか高いです」

道路の側の崖のうえに、黝ずんだ松で押し包んだような新築の家がいたるところに、ちらほら見えた。塀や門構えは、関西特有の瀟洒なものばかりであった。

「こちらへ行ってみましょう」桂三郎は暗い松原蔭の道へと入っていった。