후리가나로 읽는 일본 고전
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うすこうばい
薄紅梅
泉 鏡花
泉 鏡花의 薄紅梅(うすこうばい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 61,133자 · 122화면
――「今日は珍らしいんです、いつも素見大勢。山の方から下りていらっしゃる方、皆さん学者、詩人連でおいで遊ばすでしょう。英語はもとより、仏蘭西をどうの、独乙をこうの、伊太利語、……希臘拉甸……」――
と云って、にっこり笑ったそうである。
が、山から下りて来るという、この人々に対しては、(じれった結び)なぞ見せはしない、所帯ぎれのした昼夜帯も(お互に貧乏で、相向った糸七も足袋の裏が破れていた。)きちんと胸高なお太鼓に、一銭が紫粉で染返しの半襟も、りゅうと紗綾形見せたであろう、通力自在、姐娘の腕は立派である。
――それにつけても、お京さんは娘であった。雪の朝の不忍の天女詣は、可憐く、可愛い。
十七
お京は下向の、碧玳瑁、紅珊瑚、粧門の下で、ものを期したるごとくしばらく人待顔に彳んだのは誰がためだろう。――やがて頭巾を被った。またこれだけも一仕事で、口で啣えても藤色縮緬を吹返すから、頤へ手繰って引結うのに、撓った片手は二の腕まで真白に露呈で、あこがるる章魚、太刀魚、烏賊の類が吹雪の浪を泳ぎ寄りそうで、危っかしい趣さえ見えた。
――ついでに言おう。