일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あざみ

薊

山本 周五郎

山本 周五郎의 薊(あざみ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,800자 · 32화면

아오조라 문고

その裾から竹垣のところまでは、梅の老樹の疎林がひろがってい、竹垣の向うは、門から玄関へ通ずる敷石道であった。

「兄さん」と弟の佐久馬が手にした書物を見て云った、「これはなんと読むのかな、御なんとか花記というこれ、高楷宗恒という人の」

「おさばなの記だ」と銕太郎が答えた。

「へえ、この宇冠に最という字がですか」と佐久馬が訊いた、「これは雑書の部へいれますか」

「和学の中だ」と銕太郎が云った。

くぬぎ林へ百舌鳥の群が舞いおりて来、やかましく叫びながら、枯れた枝のあいだを飛びまわった。

「仔細は申上げられません、どうぞなにもお訊きにならないで下さい」と妻のゆきをが云った、「このお願いを聞いて下さらなければ、私は自害するほかはありませんし、加川の御家名にも瑕がつくのです」

終りの言葉は、銕太郎の耳の奥で、こだまのように長く、繰り返し尾をひいて反響した。御家名に瑕がつく、御家名に、瑕がつく、瑕がつく、瑕がつく、つくのです。銕太郎は静かに振向いた。妻のゆきをは化粧をしてい、鏡の中からこちらを見ていた。

――これはあとのことだ、と銕太郎は思った。

かんじんなことはもっとまえだ。