후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
とらがり
虎狩
中島 敦의 虎狩(とらがり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 24,260자 · 48화면
上級生との間に今云ったような経緯が前からあったので、それで彼も、その時、素直にあやまれなかったのであろう。其の夕方、天幕が張られてからも、彼はなお不安な落著かない面持をしていた。
幾十かの天幕が河原に張られ、内部に藁などを敷いて用意が出来ると、それぞれ、中で火をおこしはじめた。初めの中は薪がいぶって、とても中にはいたたまれなかった。やがて、その煙もしずまると、朝から背嚢の中でコチコチに固まった握飯の食事が始まる。それが終ると、一度外へ出て人員点呼。それがすんでから各自の天幕に帰って、砂の上に敷いた藁の上で休むことになる。テントの外に立つ歩哨は一時間交代で、私の番は暁方の四時から五時までだったから、それまでゆっくり睡眠がとれるわけだった。その同じ天幕の中には私達三年生が五人と(その中には趙も交っていた。)それに監督の意味で二人の四年生が加わっていた。誰も初めの中は仲々寝そうにもなかった。真中に砂を掘って拵えた急製の炉を囲み、火影に赤々と顔を火照らせ、それでも外からと、下からと沁みこんでくる寒さに外套の襟を立てて頸を縮めながら、私達は他愛もない雑談に耽った。