일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ぐびじんそう

虞美人草

夏目 漱石

夏目 漱石의 虞美人草(ぐびじんそう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 198,559자 · 401화면

아오조라 문고

「身体を丈夫にしてくれないとね、母さんも心配だから……」

句の切れぬうちに、甲野さんは自分の顎を咽喉へ押しつけて、洋卓の下を覗き込んだ。黒い足袋が二つ重なっている。母の足は見えない。母は出直した。

「身体が悪いと、つい気分まで欝陶しくなって、自分も面白くないし……」

甲野さんはふと眼を上げた。母は急に言葉を移す。

「でも京都へ行ってから、少しは好いようだね」

「そうですか」

「ホホホホ、そうですかって、他人の事のように。――何だか顔色が丈夫丈夫して来たじゃないか。日に焼けたせいかね」

「そうかも知れない」と甲野さんは、首を向け直して、窓の方を見る。窓掛の深い襞が左右に切れる間から、扇骨木の若葉が燃えるように硝子に映る。

「ちっと、日本間の方へ話にでも来て御覧。あっちは、廓っとして、書斎より心持が好いから。たまには、一のようにつまらない女を相手にして世間話をするのも気が変って面白いものだよ」

「ありがとう」

「どうせ相手になるほどの話は出来ないけれども――それでも馬鹿は馬鹿なりにね。……」

甲野さんは眩しそうな眼を扇骨木から放した。

「扇骨木が大変奇麗に芽を吹きましたね」