후리가나로 읽는 일본 고전
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じゃせいのいん
蛇性の婬
田中 貢太郎
田中 貢太郎의 蛇性の婬(じゃせいのいん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 26,880자 · 54화면
許宣は未だ口にしなかった鎮江に於ける怪異を話して聞かした。
「ほんとうに蛇なら、宜い人がある、白馬廟の前に、蛇捉の戴と云う先生がいる、この人に頼もうじゃないか」
李幕事は前に立って許宣を伴れて白馬廟の前へ往った。戴先生は折好く家の前に立っていた。
「お二方とも何か私に御用ですか」
李幕事はいそがしそうに云った。
「私の家におおきな白蛇が来て、災をしようとしております、どうか捉ってください」
李幕事はそう云って腰から一両の銀を出して、戴先生の掌に載せた。
「今これだけさしあげておきます、もし捉ってくだすったら、後でまたべつにお礼をいたします」
戴先生は喜んで銀を収めた。
「では、すぐ後から準備をしてあがります、お二方は一足おさきへ」
李幕事と許宣はすぐ帰った。戴先生は間もなく後からやって来たが、手には雄黄を入れた瓶と薬水を入れた瓶を持っていた。
「どこに白蛇がおります」
李幕事は白娘子のいる室を教えた。戴先生は教えられたとおりその室へ往ったが、室の扉は締っていた。戴先生は何かぶつぶつ云いながらその扉を開けようとしていると、扉は内から開いた。戴先生は内へ入って往った。