일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

はえおとこ

蠅男

海野 十三

海野 十三의 蠅男(はえおとこ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 118,129자 · 237화면

아오조라 문고

ホテルの中やったらもっともっと大きな声だすわ。そしてもっと癖のある音をたてますがな。ホテルの外から懸って来た電話に違いあらしまへん」

「ホテルの中から懸けた電話ではないというんだネ。フーム」帆村は首を左右にふった。それはひどく合点が行かぬというしるしだった。

宛名なしの手紙をホテルの庭に抛りこんで置いて、そして間髪を入れず、外からその手紙を拾えと電話をかけてくることがそう安々と出来ることだろうか、一分違ってもその手紙は誰かに拾われるかもしれないんだ。そうすると必ず間違いが起るに極っている。しかも常に用意周到な蠅男である。彼がそんな冒険をする筈がない。帆村の直感では、蠅男はこのホテルの中にいて、窓からその手紙を庭へ抛げおとし、そしてホテル内の一室からすぐに帳場へ電話をかけたものだろうと思っていたのだ。しかし帳場では案に相違して、その電話はホテル外から懸ってきたんだという。折角の帆村の考えも、そこで全く崩れてしまうよりほかなかった。帆村はそこで一旦電話を切った。

糸子は、まだ何も知らずスヤスヤと睡っている。帆村はソッと近づいて、彼女の軟かな手首を握ってみた。