후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
まちはふるさと
街はふるさと
坂口 安吾의 街はふるさと(まちはふるさと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 193,435자 · 389화면
なぜなら、彼女は可憐さを失いながら、それに相応する知性を得ていないからである。むしろ愚を得ているからである。
京都へつくと、記代子は疲れきっていたので、はやくねた。青木と長平はおそくまで酒をくみ交したが、長平は相変らず、一向に親身の心配をしなかった。
「なに人間は似たものさ。特に幸福な人間も、特に不幸な人間も、いるものか。境遇なんざ、どう変っていたって、根は同じことだよ。ほッとくのが、いちばん、いいのだ。しかし、本当に、ほッとく奴が、いないだけのことなのさ」
十
「本当にほッとくなんてことが、できるものかね」
青木がいささか色をなして長平の無責任な放言を問いつめると、長平は笑って、
「そりゃア、できないな。しかし、大まかに、要点をつかんで、やるのだね。家出本能のようなものもあれば、帰巣本能のようなものもあるんだね。飛びだす方をほッとく以上は、戻ってくるのも自由にほッとく必要があるだろう。要は、それだけだね。何べん飛びだして、何べん戻ってきたって、かまわねえや。それで人間が不幸だってことは、ありゃしねえな。人間は、それ以上に幸福ではあり得ないものなんだね」