일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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まちをいくままにかんず

街を行くまゝに感ず

小川 未明

小川 未明의 街を行くまゝに感ず(まちをいくままにかんず)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 2,991자 · 6화면

아오조라 문고

けれど、そこに営まれつゝある生活は、別種のものではなかった。もっと都会の労働者に於けるよりも経済的に苦しまなければならぬものであった。彼等のあるものは、まだ奴隷的階級にあるといっていゝものも少くなかった。そうしたことに考え至らずして、これまでの作家は、田園を詩的に取扱ったものが多かった。そして、自然の生活に帰れとか、土の文学とか、いろ/\に名づけていたが、畢竟、ブルジョア意識に生じた文学と言わなければならなかったのです。

恰も、今日の都会居住の作家によって描かれつゝある、所謂都会芸術は、その名称に於てこそ、心理描写と言い、或は感覚の芸術であると言われるけれど、真の階級意識を有せざる点に於て、プロレタリアの芸術と言うことができないと同じであります。

苟くも田舎を取材にするなら、小作人の立場になって、階級意識の上に書かれた芸術でないかぎりは、所詮、ブルジョア文学たることを免れない如く、都会の芸術は今日の工場労働者の精神に徹せざるかぎり、真のプロレタリア芸術と言うことはできないのであります。

芸術に、階級意識のあると否とを構成上の条件とするか、せざるかは、むしろ、作者がいかなる生活意識を有するかによって決定されることです。