일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

うらぎり

裏切り

坂口 安吾

坂口 安吾의 裏切り(うらぎり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 35,343자 · 70화면

아오조라 문고

オレがキサマの親類なら、この拳骨がキサマのドテッ腹にとびこんでるんだ。情け知らずの間抜け野郎め!」

これだけ一息に云ってしまうと、トオサンも次第に冷静になりました。

「カッとして、どうも失礼なことを申しました。ここではなんですから、どこかそのへんで静かに話を致そうじゃござんせんか」

トオサンがこう誘うと、小坂信二はだまってその後について出て行きました。二人は喫茶店で話をしたそうです。もっとも話をしたのはもっぱらトオサンの方だけで、小夜子サンが間男だの心中だのやらかしたのはたしかに怪しからんことではあるが、そもそも夫婦の愛情にヒビのできたのが原因で、責任の一半は亭主の方にもあるのだから、手荒な叱責なぞ加えずに、むしろこれを機会に温い夫婦愛をつくりだすように努力してほしい。禍転じて福となす心得がこういう時には特に大切なものだ。禍を禍だけで終らせるのは人間のとるべき手段じゃないというようなことを力説したもののようです。小坂信二はトオサンに喋るだけ喋らせておいて、最後に一言、

「どうも、御苦労」

と云って、立ち去ったそうです。あのバカ野郎にしては出来すぎた一言だと云って、トオサンは甚だ口惜しがっていました。