후리가나로 읽는 일본 고전
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おやかたコブセ
親方コブセ
金 史良
金 史良의 親方コブセ(おやかたコブセ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 8,006자 · 16화면
「何でえ?」
「O君の居所が知りたいんですが……」
「何?」火を吹きかけた口を突き上げて、「Oかい。中にいるよ、中に」
「は」と、私はかしこまったものの、中にいるというO君をどう呼び出していいか皆目見当がつかない。しかしその男が直ぐ部屋の方へ向って、O! おいO! と叫んでくれたので、大きなO君が、くぐり戸から顔を差出して、私を見付けるなり、よう! と叫び声を上げ、無理矢理引きずり込んだ。それは洞窟のように暗い部屋で、肉臭と共に煙が一杯立ちこめていた。隅々で七輪の火が赤々と燃え、男達が或は跼り、或は立膝になりでそれを取囲み、三四十名ぎっしり詰っている。みんなで臓物を焼きながら濁白(濁り酒)をついだ白い酌器を廻しつつ歌い合っていた。片隅で一人の男は長鼓を打ち鳴らし、真中では先刻の親方コブセが立ち上って踊っている最中だった。それが背瘤を踊らし、手をひろげてひょこひょこ舞いおどける様は正真正銘の所謂コブセ踊(朝鮮でも俗舞として有名)で、私にはどうしても吹き出し物であるが、他の連中はさすが親方の踊であってみれば、笑い出しもせず、いかにも夢中になって歌声を張り上げ、同じく肩を踊らせたりしている。