후리가나로 읽는 일본 고전
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おやどりことり
親鳥子鳥
佐々木 邦
佐々木 邦의 親鳥子鳥(おやどりことり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 88,828자 · 181화면
一家団欒
一家団欒
お父さんが社から帰って来て、一同晩餐の食卓を囲む時、その日起った特別の事件が話題に上る。
「今日は里の母が見えて、私、上等の浴衣地を戴きましたよ」
なぞというのはお母さんの書き入れ事件である。それに対してお父さんは、
「ふうむ、それは宜かったね。彼方でも皆丈夫だろうね?」
と応じる。続いて里の話になって、
「私、その中に一日行かせて戴きますわ」
「何処へ?」
「里へですよ」
「この間行ったばかりじゃないか?」
「いいえ、あれはお正月でございますよ」
「然うだったかね。それじゃ行くさ」
というようなことに帰着する。
自分に関係のない問題は何うでも構わないが、
「あなた、今日は源太郎が学校のお友達と活動へ行く約束をして来て、ねだって困りましたの」
などと突如に吹聴されて、僕は大に面喰うことがある。
「そうして行ったのかい?」
とお父さんは怖い顔をする。
「お友達が門のところに待っていますし、土曜日ですから、つい……」
とお母さんが言い淀む。
「もういけないよ。活動は低級でいけないって断ってあるじゃないか?」
「はい」
と私も恐れ入る。しかし直ぐその後から、
「その代り今度芝居へ連れて行ってやろう」