후리가나로 읽는 일본 고전
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ことばのふしぎ
言葉の不思議
寺田 寅彦
寺田 寅彦의 言葉の不思議(ことばのふしぎ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,114자 · 23화면
また蘭領インドでは「店」が toko である。
マレイの理髪師は tukang chukor また tukang gunting である。
アラビアでは「店」が dukkan, ペルシアでも dukan である。ペルシアの床屋さんは dallak である。
ギリシアで剃るのは xurein でわが suri に通じる。髪を切る意味の cheirein は「切る」「刈る」に通じる。
Skt. kshura は剃刀。krit は切るであるとすると不思議はない。
おもしろいことは、土佐で自分の子供の時代に、紙鳶の競揚をやる際に、敵の紙鳶糸を切る目的で、自分の糸の途中に木の枝へ剃刀の刃をつけたものを取り付ける。この刃物を「シューライ」と名づける。これは前記のサンスクリトの「クシューラ」とよく似ている。これはたしかに不思議である。
床屋も不思議だがハタゴヤもなぜ旅館だかわからない。
ギリシアの宿屋が pandocheion でいくらか似ているのはおもしろい。パドケヤとハタゴヤである。pan と dechomai, すなわちだれでも接待する意だそうである。衆生を済度する仏がホトケであるのは偶然の洒落である。