일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ことばのふしぎ

言葉の不思議

寺田 寅彦

寺田 寅彦의 言葉の不思議(ことばのふしぎ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,114자 · 23화면

아오조라 문고

三

(昭和八年四月、鉄塔)

三

春(ハル)のラテン語が ver であるが、ポルトガル語の ver※(ダイエレシス付きA小文字)o は夏である。ペルシアの春は bah※(アキュートアクセント付きA小文字)r, 蒙古(カルカ)語では h'abor である。ドイツ語の Fr※(ダイエレシス付きU小文字)hling は fr※(ダイエレシス付きU小文字)h から来たとすればこれはfとrである。かなで書くとみんなハ行とラ行と結びついている点に興味がある。アイヌ語の春「パイカラ」はだいぶちがうが、しかしpをbに、kをhに代えるとおのずからペルシアの春に接近する。この置き換えは無理ではない。

「張る」「ふえる」「腫るる」などもhまたはfにrの結合したものである。full, voll, πλ※(鋭アクセント付きε、1-11-49)ω※(ギリシア小文字ファイナルSIGMA、1-6-57) なども連想される。

夏(ナツ)と熱(ネツ)とはいずれもnとtの結合である。現代のシナ音では、熱は jo の第四声である。「如」がジョでありニョであり、また「然」がゼンでありまたネンであると同じわけである。