후리가나로 읽는 일본 고전
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はなしのたね
話の種
寺田 寅彦
寺田 寅彦의 話の種(はなしのたね)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 32,082자 · 64화면
船に酔うのもやはり同様な原因に帰する事が出来る。
(明治四十年十月十七日『東京朝日新聞』)
二十二
護謨の新原料
近頃葡国領西部アフリカで発見された一種の植物の球根は丁度蕪菁のような格好をしているが、その液汁中には護謨を含み、これを圧搾して酒精で凝らせると二分の一プロセントくらいのゴムが取れる。栽培後二年たてば一エーカーの地面につき百八十斤くらいの収穫がある見込みだという。
(明治四十年十月十九日『東京朝日新聞』)
二十三
章魚と烏賊との研究
(一)章魚の生殖作用
今年の英国科学会の総会でホイルという動物学者が講演した章魚や烏賊の類に関する研究の結果中で吾々素人にも面白く思われる二、三の事実を夜長の話柄にもと受け売りをしてみよう。
俗に章魚船と名づけられ、水面に浮んで風のまにまに帆かけて走る章魚の一種がある。その雌の体内で外套膜腔の中に奇妙な細長い虫のようなものが見出された事があるので、昔は一種の寄生虫だろうと考えられていた。ところがだんだん研究してみると、驚くべし、これは生殖作用を遂げるため、雄の足の一部が子種を運ぶために脱離し、雌の体内に侵入したものだという事がわかった。