일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

よむうちにおもったこと

読むうちに思ったこと

小川 未明

小川 未明의 読むうちに思ったこと(よむうちにおもったこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 2,296자 · 5화면

아오조라 문고

絵のように美しいという言葉はあるが、いゝ絵は、見れば、見る程、ひきつけられるように感ずるものです。風景にしろ、人物にしろ、無駄に描かれた線はなく、どの部分を見ても生動するものですが、そういう絵は、よ程いゝ筆者を待たなければなりません。

しかし、尽せぬ滋味を汲むことには、絵も文章もかわりがないのです。むしろ、文章の方が、より多く想像を要するだけ、惹きつける力も、より深い場合があるといえます。

たとえば、レマルクの、「その後に来るもの」の中にも、ところ/″\、一幅の絵として見るに足る叙景があったと記憶します。水溜りにうつった空の景色や、柔らかな畠の土の色などを、そのまゝ、手に触れるように書かれているというよりは、描かれているように思いました。私は、その筆致に、どこやらヂッケンスを偲びましたが、ヂッケンスの自然描写にも、遙かに、絵にまさるものがあったように思います。それは文字であらわす方が、時間的にも、生動する姿を捉え得るためです。

しかし、この種の味のあるものとしては、レムブランドの風景画であります。かゝる天才の画に至ってはまた物語りの領域にはいる程の魔力を有しています。