후리가나로 읽는 일본 고전
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どくしょほう
読書法
戸坂 潤
戸坂 潤의 読書法(どくしょほう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 130,289자 · 257화면
左右田博士は新カント派特に西南学派の価値哲学から出発して、その独特な極限概念の「論構」(故博士はそういう言葉を好んだ)を使って、経済学の方法論を問題の中心に齎した。吾々は価値哲学というものの科学論上の権限に就いて根本的な疑問を持つし、又その極限概念というものの論理学的効用に対しても大して期待を有つことは出来ない。なぜなら、論理主義を標榜する所謂価値哲学は、心理主義や発生論の名の下に、歴史的観点を排除するからであり、又極限という範疇も形式論理の最後の切札として使われているに過ぎないからである。で、この経済哲学は独創的で強健な首尾一貫性を有つにも拘らず、実際の歴史社会の経済機構とは殆んど無縁でさえあったと云わねばならぬ。その核心が所謂経済学「方法論」の埒外に出ることの出来なかった理由もここから来たのであった。左右田博士自身の経済哲学の核心に相当する部分は断片的に止まっていたが、仮に左右田経済哲学を体系化しても、今述べた点は殆んど変る処はないだろう。東京商大の杉村助教授の細密な思索によっても、左右田経済哲学は依然として左右田経済哲学に外ならない。歴史的社会の存在を敢えて無視はしなくても、歴史的社会の存在を貫く現実的な原理は見つからないのである。