후리가나로 읽는 일본 고전
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どくしょほう
読書法
戸坂 潤
戸坂 潤의 読書法(どくしょほう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 130,289자 · 257화면
人間の生活を統制する規範としての法則(規範法則)も全く生存闘争によって淘汰されて吾々にまで残されたものに外ならない。従って之と経験法則とは元来合流出来る筈のもので、経済法則の如きはその一例なのだと博士は考える。経済法則とは経済価値の実現展開の法則のことであり、之によって生はよりよき善に高められ、かくて文化価値そのものの進展に資することが出来るというのである。之が経済現象に於ける進化の謂である。
処で普通進化論は生物学主義的な有機体説に結び付き勝ちであるが、博士は進化過程の動力を説明するのに、寧ろ弁証法を以てしようとする。細胞の相互抗争による相互作用(もはや単なる因果関係ではない)を介して生物個体が運動し変化するように社会の運動・変化(進化)・も亦弁証法を介して初めて行なわれると考える。
だが博士による弁証法の哲学的解明は多分に曖昧のように見受けられる。経済現象に於ける弁証法的展開の過程はあまり原則的な線を踏んで跡づけられてはいない。経済現象の弁証法的発展の動力として需要力(之は人口関係に関する)と生産力との相互関係が挙げられており、前者に関しては衝動と欲望との問題が、後者に関しては合理化の問題が取上げられているが、主体にぞくするこの衝動や欲望と、客体的な経済組織におけるこの合理化との連絡は、一寸見当らない