후리가나로 읽는 일본 고전
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「ふんしょじだい」のしゅつげん
論理とその実践――組織論から図書館像へ――
中井 正一
中井 正一의 論理とその実践――組織論から図書館像へ――(「ふんしょじだい」のしゅつげん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 57,021자 · 120화면
宿をとって、小筆を三本買って来て、それをくくってビラを書いた。演説届もそれからしなければならない始末であった。折から春の山の雪が濃く降って来た。二人の青年の叫びつづけるメガフォンの声はすぐにかき消されて行った。女学校のガランとした十三、四人しかいない空虚な電燈の光、寂として雪を聴くかのような重い外の空気、青年と共に在ったあの広島県の山の夜を、私はいいようもないノスタルジアをもって、今まさに東京の塵炎の中から恋いしく思わずにいられない。
翌る日は吉舎町、現知事一行は五台の自動車で乗込んでいたのに遭遇した。青年達は凄愴に緊まりはじめた。この山中に入っている日、突然電報が入った。
「タチアイエンゼツアルヒロシマニスグカヘレ」
今広島に出ては、三郡ばかりを犠牲にしなければならない。しかし本部の予定は絶対である。帰って演説会場に走せつけた。しかしそれは何かの策謀であったのか、相手もいなければ、広告を出していた新聞社も来てはいなかった。私は数人の人に二時間の会心の演説をして、再びスケジュールの山間部に入って行った。或る時は五里の雨の道を走るように可部町に入って、ビラを見て会場を知り、メガフォンを治しながら辿りついたこともあり、二十日市では会場が無断で変っていて豪雨の申をジリジリしながら立ちつくした。