일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

なぞのくびかざりじけん

謎の頸飾事件

山本 周五郎

山本 周五郎의 謎の頸飾事件(なぞのくびかざりじけん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,265자 · 15화면

아오조라 문고

「ふん、君はなかなか立派な意見を持っている、では君には事件はもう分っているのかね」

「ええ、そうですよ樫田さん!」

龍介は軽く笑って答えた。

「僕にはもう誰が犯人で頸飾がどこに隠してあるかということまで分っているんです」

樫田刑事は、まるで擽ぐられたゴリラのような珍妙な顔をして、まじまじと龍介君を見守るばかりだった。

その時、寝椅子の上に休んでいた小間使は立上って、ふらふらと洗面台の方へ近よった。龍介君は急いでそれをさえぎって、

「どうするんだね、君」

「私、打たれた傷が痛みますから、お水で冷やさせて頂こうと存じまして」

「あとで!」と龍介君はいった。そして小間使を元の寝椅子におい帰した。

「そんなことはあとでたくさんできるよ、まあ静かに坐ってい給え。そこで秋山さん、失礼ですが、今夜この宴会へくる途中、どこか外にお立寄りになったところはないかお話し下さいませんか」

秋山紳士は、自分にかけられた疑が解かれそうになったので、元気を取戻しながら話した。

「そうです、家を出まして銀座で二軒用事をたしました、一軒は日本屋という洋服屋で、春服の仕立を頼んだのです。それから泰昌軒という支那人の陶器店へよって、七宝焼の壺を買いました、それだけです」