일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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びんぼうものがたり

貧乏物語

河上 肇

河上 肇의 貧乏物語(びんぼうものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 26,773자 · 53화면

아오조라 문고

今私はこれをもってこの二十世紀における社会の大病だと信ずる。しかしてそのしかるゆえんを論証するは、以下さらに数回にわたるべき私の仕事である。

貧乏がふしあわせだという事は、ほとんど説明の必要もあるまいと考えらるるが、不思議にも古来学者の間には、貧乏人も金持ちもその幸福にはさしたる相違の無いものであるという説が行なわれておる。大多数の諸君の知らるるごとく、アダム・スミスは近世経済学の開祖とも称さるべき人であるが、氏が今より百五十余年前(一七五九年)に公にした『道徳感情論』を見ると、氏は次のごとく述べている。

「……肉体の安易と精神の平和という点においては、種々の階級の人々がほとんど同じ平準にあるもので、たとえば大道のそばでひなたぼこをなしつつある乞食のもっている安心は、もろもろの王様の欲してなお得るあたわざるところである*」

* Adam Smith, The Theory of Moral Sentiments, 6th ed., 1790. p. 311.

ただ今嵯峨におらるる間宮英宗師は禅僧中まれに見る能弁の人であるが、その講話集の中には次のごとき話が載せてある。