후리가나로 읽는 일본 고전
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とばくのふさい
賭博の負債
田中 貢太郎
田中 貢太郎의 賭博の負債(とばくのふさい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 2,317자 · 5화면
張はそれを見るとたくさん切ってやった。黄いろな服の男は旨そうに喫った。しかし、それでもまだもの足りなさそうな顔をしている。張は好奇心を起して、大きな餅を十四五出さして前へ置いてやった。黄いろな服の男はそれもぺろりと喫ってしまった。酒を入れてやるに従ってぐいぐい飲んだ。そして、やっと腹が一ぱいになるとはじめて詞を出した。
「私は人ではありません、新たに死ぬる人の名を記入した簿書を持って、使に往く者でございます」
張はますます好奇心に駆られた。
「では、それを見せてくれないか」
と言うと、黄いろな服の男は袋から軸になった物を出した。張が取って見ると、「泰山主者、金天府に牒す」と書き、その三行目に、「財を貪り、殺を好む前の徳化県の令張某」としてあった。泰山主者は東岳泰山の神、金天府は西岳華山の神で、泰山の神の神意によって張はもう死人の籍へ入れられていた。悪人の張も恐れて顔色が土のようになった。
「私は一家一門が広いから、後の始末をせずに死ぬると、大変なことになる、今、私の嚢の中には、数十万の金があります、これを差しあげますから、私の生命が延びるようにしてください」