후리가나로 읽는 일본 고전
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せきがいせんおとこ
赤外線男
海野 十三
海野 十三의 赤外線男(せきがいせんおとこ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 38,889자 · 78화면
そこでオレンジ・エードを注文して、麦藁の管でチュウチュウ吸った。
「警視庁なんてところ、随分開けてんのネ」ダリアは、帆村をすっかり友達扱いにしていた。
「それはそうですよ。貴女みたいな方をお招きすることもありますのでネ」
「だけど、このオレンジ・エード、なんだか石鹸くさいのネ。あたし、よすッ」
半分ばかり吸ったところで、ダリアは吸管を置いた。
そんなことをしている裡に時間が経って、警官がわざわざ二人を探しに来た程だった。
階段を地下へ降りて、長い廊下をグルグル廻ってゆくと、大変天井の低い暗いところへ出た。例の赤外線男が出て来そうな気配だったが、しかし仄暗いながら電灯がついているから停電でもしない限り先ず大丈夫だろう。
映画検閲用の試写室は、思いの外、広かった。壁は一様にチョコレート色に塗ってあり、まるで講堂のような座席が並んでいた。正面には二メートル平方位のスクリーンがあった。
もう七八人の人が入っていた。雁金検事、中河判事、大江山捜査課長の顔も見えた。
そこへ別の入口から、警官に護られて、潮十吉が手錠をガチャガチャ云わせながら入って来て、最前列に席をとった。