일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あかごうしくろうえもんのむすめ

赤格子九郎右衛門の娘

国枝 史郎

国枝 史郎의 赤格子九郎右衛門の娘(あかごうしくろうえもんのむすめ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 16,174자 · 33화면

아오조라 문고

「人を避けて籠っていたが、今夜は気分がよいと見えて、あのように唄をうとうている」

卜翁は機嫌よく呟いた。

とミシリと音がする。

「お袖ちょっと見て参れ!」

「はい」と云って立ち上り廊下の方へクルリと向く。背後姿に眼を付けた卜翁。

「おっ! 白糸!」と声を上げた。

とたんに「エイッ」と鋭い掛声。障子を貫いた削竹がお袖の喉に突立った。

やにわに刀をひっさげて。

「曲者!」と卜翁は飛び上る。

「あッ」という苦痛の声。続いて「むう」と云う唸り声が廊下にあたって聞こえてきた。

颯と卜翁は障子を開けた。その眼前の廊下の上にのた打っているのは忠蔵である。我と我喉を削竹で裏掻くまでに突き刺している。片手にもったは封無しの書面。「ご主人様へ」と血で書いてある。

卜翁はつと取り上げた行燈の燈で読んで行く。

――こういう意味のことが書かれてある。

我は賊でございます。海賊赤格子九郎右衛門の娘本名お粂、今の名はお菊、すなわち殿様のご愛妾、お菊殿の一の乾児、海蛇の忠蔵とは私のこと。殿様のお命を害めんためお菊殿共々お屋敷へ住み込み、機会を窺って居りました次第。とは云え性来の海賊ではなく産れは播州赤穂城下、塩田業山屋こそは私の実家でござります。