후리가나로 읽는 일본 고전
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ちょうじんニコラ
超人ニコラ/大金塊
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 超人ニコラ/大金塊(ちょうじんニコラ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 175,219자 · 350화면
「首領の帰りは夜中だといっていたから、たぶん十二時ごろなんだろう。それまでに仕事をすまさなければならない。しかし、あまり早くても、部下のやつらが、そのへんを、うろうろしているだろうから、十時半ごろまで待つことにしよう。」
小林君はそう考えて、腕時計を見ますと、まだ七時まえでした。三時間半も待たなければならないのです。
ああ、そのあいだの待ちどおしさ。何度時計を見ても、針がおなじところにあるような気がするのです。
でも、やっと、その長い長い三時間半がすぎさって、十時半がきました。
「さあ、いよいよはじめるんだ。小林! しっかりやるんだぞ。へまをやって明智先生のお名まえをけがすんじゃないぞ。」
小林君は、われとわが名を呼びかけて、心をはげますのでした。
牢の鉄ごうしの戸を開くのは、もうゆうべ経験ずみですから、わけはありません。れいの針金をまげたような形の万能かぎを取りだして、錠まえをはずし、なんなく、牢の外へ出ました。
それから、うすぐらい廊下を耳をすまして、足音をしのばせながら、首領の部屋のほうへたどっていきました。
そのとちゅうには、れいの部下たちの寝室があるのですから、その前はことに気をつけて、通らなければなりません。