후리가나로 읽는 일본 고전
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ちょうにんげんエックスごう
超人間X号
海野 十三
海野 十三의 超人間X号(ちょうにんげんエックスごう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 89,025자 · 178화면
「もしもし。君は、ことわりなしに、ここへはいって来たね。早く出ていきたまえ」
ついに大池が勇しく立ちあがって、機械人間のそばへ寄り、しかりつけた。
すると機械人間は、彼の方へ、樽のように大きい首をふりむけて、
「このダムの設計は、はなはだまずいね。このへんにちょっと亀裂でもはいろうものなら、ダム全体がたちまちくずれてしまう。あぶない、あぶない」
と、機械人間は、笛を吹くような気味のわるい声でこのダムの設計のまずいことを指摘した。
すると大池が怒った。
「よしてくれ。人間でもない、へんな恰好をした鉄の化物のくせに、人間さまのやったことにけちをつけるなんて、なまいきだぞ」
「そうだ、そうだ。分かりもしないくせに、なまいきなことをいうな。さあ、出て行け」
江川も立って来て、機械人間をしかりとばした。
「私なら、こんな設計はしない。ここのところは、こうしなくてはならない」
機械人間は、机の上から赤鉛筆をとると、壁にはってある設計図の上に赤線をひいて、元の設計を訂正していった。
「よせ。よけいなおせっかいはよして、早く出て行け。出なけりゃ外へほうりだすぞ」
江川が機械人間の手から赤鉛筆をもぎとった。