후리가나로 읽는 일본 고전
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おどるちへいせん
踊る地平線(下)
谷 譲次
谷 譲次의 踊る地平線(下)(おどるちへいせん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 141,823자 · 283화면
』
『もうビスケイ湾かしら――。』
『いいえ。』
『そうだ。ビスケイはまだだろう。』
『あしたの夕方からですって。』
4
翌日、曇り。
午前十時、非常時の予行としてボウト・ドリルと消火演習がある。船客一同救命帯を着用してA甲板上のそれぞれの短艇位置へ整列する。汽笛や銅鑼が暗い海面を掃き、船員達が走り廻り、マストには発火現場眼じるしの旗があがり、稽古とは知っていてもさすがに好い気もちはしない。
めいめい紙片を渡される。
「海上の安全を期するため、船客各位に対する重要告知」とあるから、何を措いてもあわてて読んでみる。
一 御乗船後まず第一に左の件々御承知置きを願います。
イ 各自割当の端艇の位置。
ロ それに乗る場処、並びにそこに到る順路。
ハ 救命胴衣或いは救命浮帯の着用方。
右に就き御不審の廉がありましたら、船員にお尋ねを願います。
二 万一本船遭難の際は、汽笛長声一発とともに銅鑼を連打致します。この信号をお聞きになりましたら、直ぐ救命胴衣あるいは救命浮帯を御着用の上、甲板上に御参集を願います。
三 もし各自割当の端艇を降ろすことが出来ない場合には、反対側の甲板上に御参集を願います。