후리가나로 읽는 일본 고전
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ぐんこくかようしゅう
軍国歌謡集
山川 方夫
山川 方夫의 軍国歌謡集(ぐんこくかようしゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 39,655자 · 80화면
それが生きることだ。……
しかし、時間がたつにつれて、私は自分の心の貧しさ、意地わるさが、不快になりはじめた。歌声の主が意外に可愛いらしい少女だったことも、私の心を痛ませた理由の一つだったかもしれない。自分の残酷さが、悪趣味ないたずらとしかいいようのない行為が、次第に胸に重くつかえてきた。だいたい、はた迷惑なほどの歌声ではなかったのだ。わけのわからない大チャンの神秘化にしたって、なにもわざわざ私が干渉するいわれはなかったのだ。私はふさぎこんで、酒を飲みはじめた。大チャンの部屋にはラジオもなく、私は他に気のまぎらわせようがなかった。
二時に近く、大チャンは駈けるようにして階段を上ってきた。呼吸をととのえながら、彼は、「今夜はなんて歌でしたか?」と重々しく私にたずねた。
私は、つい自分のしたことをいいそびれた。「……加藤ハヤブサ、戦闘隊の歌さ」と、私は酔って舌をもつれさせながら答えた。「エンジンの音、轟々と、っていう、あれさ」「ほ、ほんとですか?」
突然、悲鳴をあげるように大チャンが叫び私はびっくりした。中腰のまま、大チャンは目を据えて私の前ににじり寄った。