후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
このえないかくのじょうしきせい
近衛内閣の常識性
戸坂 潤
戸坂 潤의 近衛内閣の常識性(このえないかくのじょうしきせい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,545자 · 13화면
まして、広義国防をやだ。だがそれにしても、狭義国防よりも広義国防の方が民衆のためであるという常識は間違ってはいない。何しろ広義国防と云っても、決して狭いものではなくて、意味が狭ければ狭い程実体の分量は広大無辺なのだから。
で近衛内閣が林内閣の罪滅ぼしに登場したと称しながら、林内閣の原則を用意した広田内閣そのものの復活であるという逆説をば弁解する唯一の要点は、近衛内閣の広義国防主義への転向ということだろう。だが勿論、広義国防主義はすでに広田内閣の表看板であった。林内閣でも之を看板としなかったのではない。して見ると、広義国防主義への転向というのは、転向でも何でもなくて、広田=林=内閣の一つづきの方向を単に一層推し進めただけのことで、之を広田内閣への復帰と考えることさえ野暮であり、まして之を林内閣のより民衆的なものへの修正や革新などと考えるなどは、途方もないことと云わねばならぬ。
新聞の報じる処によると、企画庁(之は云うまでもなく準戦時体系化の経済・政治・社会・思想・文化の統制のための最高府である)の下に立つ賀屋財政に於ては、陸軍は少なくとも九億、海軍は又八億以上の予算を要求するだろうと云われている。