일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

おいついたゆめ

追いついた夢

山本 周五郎

山本 周五郎의 追いついた夢(おいついたゆめ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 20,427자 · 41화면

아오조라 문고

「なるべく遠くへいって呉れ、少なくとも明日まではみつからないようにな、……ではお別れだ、頼むぞ」

和助は舟に向ってこう云い、踵ほどの水を渡って岸へあがった。

濡れた足を拭き、足袋をはいた。そのときまた胸がむかつき、ぐらぐらと眩暈がした。暫くじっとしているとおさまったので、雪駄をはいて立ちあがった。……湿地や水溜りの間を、拾い拾い街道のほうへ歩きだした。東海道の往還は見えていた。松並木の間をちらほらと馬や人が往来している、車の音も聞えてくる。

「おけいが待っているだろう、今夜は風呂をたてさせて、鈴半から肴を取って……」

突然、和助は眼がくらんだ、地面が斜めになり、耳の奥でがあっと凄じい音が起った。彼はなにかに掴まろうとして、両手をおよがせながら、若い蘆の中へ前のめりに倒れた。

和助は眠りからさめた。

「まあそっとしとくよりしようがない、まちがいなし卒中だよ」

すぐ側でそう云う声がした。

――夢をみているんだな。

和助は可笑しくなった。みんなが自分に中気のけがあると信じている、ばかなやつらだ、しかし誰だろう。

「とんでもねえものを拾っちゃったな」こんどは違う声が聞えた。