후리가나로 읽는 일본 고전
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どうとくのかんねん
道徳の観念
戸坂 潤
戸坂 潤의 道徳の観念(どうとくのかんねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 71,388자 · 140화면
第一は「法」(乃至「抽象的法」)であり、第二は「道徳性」であり、第三は「習俗性」(「人倫」と訳されている)だというのである。この三つの段階が例のアンジッヒ・フューアジッヒ・アンウントフューアジッヒ・の弁証法的連関に於て叙述されていることは勿論だ。
法(Recht)乃至抽象法は、日本語で普通或る意味で法律と呼んでいるものに相当する。と云うのは、法律という日本語はGesetz――法文・法律ばかりでなく、法文・法律が云い表わすRecht――狭義に於ける法をも意味するから。この狭義の法乃至或る意味での所謂法律が、まず道徳(吾々が今その観念を探ねている処の)の第一の現われ方だ、というわけである。法というヨーロッパ語は同時に権利を意味していることを忘れてはならぬが、事実、権利のブルジョア社会機構に伝えられた一等著しいものは所有権だ。所有は契約と共にブルジョア社会(市民社会)機構の二つの根本的な法的道徳的現われだろう。この場合、市民社会に於ける反社会的不道徳は何かと云うと、所有権の否定や契約の不履行という不法でなければならぬ。で、所有・契約・不法・の三つが法(法律・乃至抽象法)の三段階をなすとヘーゲルは書いている。