후리가나로 읽는 일본 고전
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せんごかん〔だいにじゅうろっかいあくたがわしょうせんごひょう〕
選後感〔第二十六回芥川賞選後評〕
坂口 安吾의 選後感〔第二十六回芥川賞選後評〕(せんごかん〔だいにじゅうろっかいあくたがわしょうせんごひょう〕)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 599자 · 2화면
「広場の孤独」は甚だ好評を得た作品のようですが、私は感心しませんでした。
日本の左翼文学がそうであったと同じように、自分の側でない者に対する感情的で軽々しいきめつけ方は、特に感心できません。つまり、この作者が人間全体に対している心構えの低さ、思想の根の浅さ、低さだろうと思います。文学はいつもただ「人間」の側に立つべきで、特定の誰の側に立つべき物でもありません。
また「ドラマ性の欠如」という点も挙げられます。お金持の異国の老人なぞ、もしもそのような人間があってこの主人公夫妻らしきものとそれぞれのツナガリがあるような事実があるとすれば、ドラマの主点は当然そちらへ置かれなければならない。しかるに、そうでないというのは、全てが「とってつけたようで」この作品の人物はみんな傍系的でしかない。広場の孤独なぞという説明も、血の通ったところのない空々しいものとしか受けとれませんでした。他の候補作品にも「賞」に価するものは見受けられませんでした。
これは候補作品ではありませんが安岡章太郎氏(前回の候補作「ガラスの靴」の作者)の作品が二ツ目にとまったので読みましたが、小品ながら、どちらも筋の通ったものだと思いました。