후리가나로 읽는 일본 고전
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ごうすけほうし
郷介法師
国枝 史郎
国枝 史郎의 郷介法師(ごうすけほうし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 10,163자 · 21화면
永居は惶れハイ左様なら!」
云い捨てクルリと馬の首を東南へ向けて立て直すと、颯とばかりに走らせた。人馬諸共一瞬の後には木陰へ隠れて見えなくなった。
戦国時代の武将達は一芸に秀でた武士と見ると善悪を問わず抱えたものである。で、郷介は何の苦もなく須々木豊前守に抱えられたが、これを怒ったのは最所治部で、治部は直ちに使者を遣わし、岡郷介を取り戻そうとした。しかし須々木家では相手にしない。
「岡郷介と宣る武士、当城内には決して居らぬ」
これが須々木家の返事であった。
治部たる者ますます怒らざるを得ない。
「郷介の父の郷左衛門を船山城の大手へ連れ行き、磔柱へ付けてしまえ!」
踴り上り踴り上り最所治部は狂人のように叫んだものである。
6
郷介が最所家を逐転して以来、父郷左衛門は観念して死の近付くのを待っていた。いよいよその日が遣って来ると、彼は下僕の杢介というのへ、封じた書面を手渡した。そうして何事か囁いた。それから斎戒沐浴し、討手の来るのを待ち受けた。討手の大将は椎名金之丞と云って、情を知らぬ武士であったが、手向いもしない郷左衛門を高手小手に縛めると磔柱へ縛り付けた。