일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しゅうぶん

醜聞

山本 周五郎

山本 周五郎의 醜聞(しゅうぶん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 22,900자 · 46화면

아오조라 문고

しかし苅田はまったく違う、いかに下級の侍でも、侍には外聞というものがあり、藩士としての面目がある。借金の返済ができなくなり、それがもし表沙汰になったとすれば、扶持をはなされ、一家が離散しなければならなくなるかもしれないのである。

「苅田はそこに眼をつけたのだ」あるき続けながら功兵衛はそう呟いた、「――苅田を恐れる貧しい侍たちの、呻き声や嘆きの溜息が聞えるようだ」

「なにか仰しゃいましたか」とうしろから供の宇野幾馬が呼びかけた。

「風が寒いな」と功兵衛は答えた。

その日の午後、下城してから靱町の越川邸をたずねた。越川斎宮は次席家老でとしは四十歳、家中では毒舌家といわれているが、功兵衛には親切であり、彼がいまの役についたのも斎宮のつよい主張によるものであった。この六七日、斎宮は風邪をこじらせたそうでひきこもっていた。そのみまいを兼ねて、苅田のことを相談しようと思ったのであるが、相客がいたので相談はできなかった。客は小守高根という中老で、斎宮より二つほど年長であるが、その言葉づかいにも態度にも、――地位とは関係なしに、――斎宮に対する尊敬と謙遜があらわにうかがわれた。